2019年 10月

2019年 10月31日(木)

 芸劇で「学生オケ ウイーク?」立大・学習院・明学 11月8日から

 東京芸術劇場で11月8日の立教大学、10日に学習院大、そして15日明治学院大学の学生オーケストラの演奏会が続く。
 立大交響楽団の演奏会は創部100周年記念「第110回定期演奏会」8日(金)で、ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番とショスタコーヴィチ/交響曲第5番などで、指揮は尾高忠明さん、ピアノは北村朋幹さん。同楽団は1920(大正9)年に発足、来年で100年目になる。
 11月10日(日)の学習院輔仁会音楽部 第63回定期演奏会は、H.ベルリオーズ の「幻想交響曲」、P.デュカスの「魔法使いの弟子」など、指揮はブザンソン指揮者コンクールで優勝した沖澤のどかさん。同楽団は1962(昭和37)年に第1回定期演奏会を開催している。
 明治学院大学の第94回定期演奏会は11月15日(金)でチャイコフスキーの幻想序曲「ロメオとジュリエット」、ブラームス「交響曲第2番」など、指揮は汐澤安彦さん。同オーケストラは」の設立は1966(昭和41)年。
■立大交響楽団 https://rikkyo-orch.jimdo.com/
■学習院輔仁会音楽部 https://ghongakubu.at-ninja.jp/
■明治学院大学管弦楽団 http://www1.meijigakuin.ac.jp/~orchestr/
        

2019年 10月 30日(水)

 池袋演劇祭大賞は電動夏子安置システムの『ベンジャミンの教室』 

  9月に行われた「第31回池袋演劇祭」の各賞発表と表彰式が10月28日に南池袋の「あうるすぽっと」で行われた。今回の大賞は、電動夏子安置システムの『ベンジャミンの教室』副賞 30万円、優秀賞にはイマノカゲキ「みんなのお葬式」ラビット番長「カチナシ!」副賞 各15万円、そして豊島区長賞には東京ハイビーム「ホスピタル」副賞 15万円、舞台芸術振興会賞は外組「ひみずや」副賞10万円、その他の6つの賞、個人に与えられる舞台芸術学院奨励賞。奨励賞には、埋れ木「瓶に詰めるから果実」に出演した二宮咲さんに贈られた。
 大賞受賞劇団には次年度の演劇祭の招待公演として「あうるすぽっと」での公演が無償提供される。
 この演劇祭の大きな特色として各賞の審査は「公募の審査員」100人の投票によって選ばれること。今回の審査員の公募には200名ほどの応募があり年齢などで選ばれた100人で行われている。池袋演劇祭の16回から記録>>●
■池袋演劇祭 https://ikebukuroengekisai.jp/
■池袋演劇祭 facebook https://www.facebook.com/IKEBUKUROENGEKISAI/
■池袋演劇祭 ツイート https://twitter.com/

2019年 10月 29日(火)

 今年の「酉の市」二の酉まで、一の酉が11月8日 二の酉は20日

  雑司が谷の「大鳥神社」の境内に、「酉の市」には福をつかみ取ると言う熊手「縁起熊手」や「食べ物」を売る露店のテントがならぶ。
「酉の日」は、毎日の日付に十二支を割り当てていく日付け法で、「酉」に当たる日を「酉の日」と呼ぶ。酉の日は12日おきに巡ってくる。11月は30日なので、日の巡りにより11月の酉の日が2回になる年と、3回になる年がある。
 最初の酉の日を「一の酉」、次を「二の酉」、最後を「三の酉」と呼ぶ。「三の酉」がある年は火事が多いと言われているが、東京消防庁の消防雑学辞典には、「三の酉」についてや、なぜ11月に酉の市かなど興味深い解説がある。
酉の市で有名なのは浅草の鷲神社、新宿の花園神社、府中の大國魂神社だが、隣の練馬の大鳥神社も人気がある。
■雑司が谷大鳥神社 https://www.facebook.com/ootorijinja
■練馬大鳥神社 http://torinoichi.info/
■浅草鷲神社 http://www.otorisama.or.jp/kotoshi.html
■新宿花園神社 http://www.hanazono-jinja.or.jp/mt/page/a3.html
■消防雑学辞典 http://www.tfd.metro.tokyo.jp/libr/qa/qa_35.htm

2019年 10月 28日(月)

 講談社が池袋に「LIVEエンターテインメントビル」 2020年春に


旧シネマサンシャイン ビル
 サンシャイン60階通りの「シネマサンシャイン」が7月に移転して跡のビルがどうなるか注目されていた。建替えされるか、テナントで飲食店かと。
 そのビルを出版社「講談社」が地下2階から9階(1階から3階を除く)にライブスペースやシアターなど4つのホール物販やカフェなどの「LIVEエンターテインメントビル」として2020年春に開設すると10月24日に発表した。1階から3階は現在のゲームセンターが存続するのかは不明。
 講談社は単独ではなくパートナー企業と連携して 講談社の漫画・小説・アニメ・ゲームなど関連してLIVEを4つのホールで、さらにアーティスト、役者、声優、ユーチューバーなど新たな才能をここから発信するという。それも日本全国だけでなく、世界にも発信する拠点とするという。提携するパートナー企業や具体的なことは未定。詳細は下記のHPで随時公表する。
■講談社 https://www.kodansha.co.jp/news.html#news55546
■LIVEエンターテインメントビル https://mixalive.jp/

2019年 10月 25日(金)

 芸劇まえの野外劇場で『吾輩は猫である』を立見 29日まで 

 東京芸術劇場前の仮設・野外劇場で夕方から芝居をやっている。芝居は夏目漱石の「吾輩は猫である」をベースに演出家ノゾエ征爾さんが脚本と演出を手掛けている。それも主人役を10人で、迷亭役を6人、妻役を12人とそれぞれ複数で演じ総勢74名が出演する迫力ある群集劇。会場は有料(500円)の椅子席、その周りに無料の立見席、芸劇前を通る人でもちょっと立見ができる。
 今日は雨のため中止だが29日まで毎夜5時半から芝居をやっている。入場料は500円で下記のHPから予約のみで(公演日当日受付精算(現金のみ))、なお立見席は予約なしで無料で観劇できる。
 演じる役者さんは2019年1・2月に500名ほどが応募したオーディションで選ばれた74人、会場で配布されているパンフレットに、役者さんの全員の役名と顔写真が掲載されている。また運営をサポートするのはボランティア20名
 屋外公演のため少雨決行・荒天中止となっている。
■野外劇「吾輩は猫である」https://tokyo-festival.jp/2019/wagahaihanekodearu/
■東京芸術祭2019 https://tokyo-festival.jp/2019/

2019年 10月 24日(木)

 11月から池袋の街を赤いバス(IKE BUS)が走る


豊島区2019予算
 ときどき池袋の街を「小さな赤いバス」が走っているのを見かける。この赤いバスは11月から本格的に池袋の街を走るイケバス「IKE BUS」の試運転だ。
 「イケバス」は、池袋で高齢者など交通弱者へのサービスとして、環境に優しい交通機関として、そして池袋の「まちの魅力を高める」装置として豊島区が導入する。
 イケバス「IKE BUS」の運行経路は2系統が予定されていて、一つは東西ルートで、池袋西口公園・駅前と東口に回ってサンシャインシティ、ハレザ池袋を運行する、東口ルートは駅前・サンシャインシティ、ハレザ池袋、南池袋公園を運行する。
 東西ルートは一日30便、東口は32便が予定されている。運賃は200円の予定でさらに3時間券、1日券、2日券も検討されている。
 使用するバスは、群馬県の電気バスメーカー「株式会社シンクトゥギャザー」が製造し、車両デザインは、JR九州の特急電車「ななつ星」をデザインした工業デザイナーの水戸岡鋭治さん。バスは定員22名(運転席1名、座席14名、立ち席7名)、最高時速20km/h。
 バスの運行はバス会社「高速バス会社WILLER(ウィラー)」が豊島区から受託して行う。
■イケバス https://ikebukuro.red/
■シンクトゥギャザーhttps://www.ttcom.jp/
■高速バス会社WILLER https://www.willerexpress.co.jp/

2019年 10月 23日(水)

 池袋ハロウィン・コスプレフェス2019 10月26・27日

 「池袋ハロウィン コスプレフェス2019」が10月26・27日に池袋東口エリアで開催される。このイベントは2014年にスタートし、2019年で6回目を迎える。
 26日10時45分からオープニングセレモニーで始まり、両日とも11時から17時まで、ハレザ池袋や中池袋公園、サンシャイン通り、サンシャイン横の東池袋中央公園などを中心に東池袋一帯がコスプレイヤーであふれる。26日の13時30分から14時30分にはコスプレウォ-クがサンシャン通りで行われる。中池袋公園では26日15時から『Cosplayer Of The Year 最終審査』が行われる。26日にハレザ池袋で『コスプレギャザリング』イベントで「鬼に関するキャラ」、「けものフレンズ」などのテーマのコスプレイヤーが時間別に集まる。
 チケットは、「コスプレ登録チケット一日券」前売2,000円、当日2,300円で更衣室・荷物置き場の利用。撮影エリアで撮影できる。「カメラマン登録チケット」前売2,000円、当日2,300円。
■池袋ハロウィンコスプレフェス2019 http://ikebukurocosplay.jp/

2019年 10月 21日(月)

 池袋でムスリムが食べられる料理店・食材店 立教の学生がMAP作成

池袋駅周辺 HALAL MAP
 池袋の立教の学生たちのグループが「池袋駅周辺 HALAL MAP」を作成し、留学中の学生や立教に留学予定のムスリム学生などに配布している。HALAL〈ハラル(ハラール)〉とはイスラム教徒がイスラム法上食べることを許されている食材や料理を指す。
 このMAPは立教大学異文化コミュニケーション学部の留学生のグループ(主なメンバーはシンガポール、インドネシア、台湾からの留学生)が、これから立教大学に入学するムスリムの後輩学生のために作成した。
 紹介しているのは老舗の西口のマレーシア料理の「マレーチャン」など料理店7店、食材店2店で、カラーで地図付きのチラシ。下記のHPで閲覧、ダウンロードできる。
 ハラル食品であるかどうかを認証する団体は、日本フードバリアフリー協会のハラル事業部によると主な認証団体が9団体ある、それぞれの団体が認証する国がことなる。例えば、宗教法人日本ムスリム協会の認証が対応できるのはインドネシア、マレーシア、シンガポールの3か国、日本ハラール協会はマレーシア、シンガポールの2か国など。
 ちなみにイスラム圏からの観光客は2018年にインドネシア396,852人、マレーシア468,360人、シンガポール437,280人(日本政府観光局)。
■立教大学異文化コミュニケーション学部 https://www.rikkyo.ac.jp/news/2019/10/mknpps0000010cyj.html
■日本フードバリアフリー協会ハラル事業部 http://www.halal.or.jp/halal/halal6.html
■日本政府観光局 https://www.jnto.go.jp/jpn/index.html

2019年 10月 18日(金)

 秋のバラ シーズン 都電沿線・旧古河庭園 

 秋のバラのシーズン到来、豊島区内でバラの名所は都電大塚駅と向原駅の沿線で、「第16回大塚バラまつり」が10月27日まで開催されている。沿線には「790種 1,190株」のバラが咲き誇る。このバラを日ごろ世話をしているのは地元の南大塚都電沿線協議会の人たちで、春と秋に「バラ祭り」をかいさいしていて今回で16回目となっている。
区外だが荒川区内の都電の沿線でも 荒川車庫など約4キロメートルの区間に、約140種13,000株のバラを植栽されている。
 また、JR駒込駅近くの都立「旧古河庭園」では、秋バラの見頃に合わせて「秋のバラフェスティバル」を10月27日まで開催している。26日と27日には芝生広場で弦楽四重奏とサックス四重奏の演奏会なども行われる。旧古川庭園入園料150円 65歳以上70円。
■豊島区観光協会 https://www.kanko-toshima.jp/?p=we-page-event-entry&event=287602&cat=18037&type=event
■南大塚都電沿線協議会 http://www.toden-rose.com/wp/
■旧古河庭園 https://www.tokyo-park.or.jp/teien/contents/info034.html
■荒川区 https://www.city.arakawa.tokyo.jp/kankyo/koen/hana/barakaorumati.html

2019年 10月 17日(木)

 韓国と日本の関係の発展を 国際セミナー 立教大で10月25日

  韓国と日本の関係が難しい状況の中、立教大学で「韓日の葛藤を越えて?第5回SETOフォーラム 国際セミナー?」が10月25日に開催される。
 基調講演は韓国の元駐日大使のシン・ガクスさん、そして[第1セッション]は<日韓経済協力の紐>をテーマに、早大・慶大・立大、SETOの研究者による討議、そして[第2セッション]は<日韓外交安保:地政学的連帯>テーマに慶大、ソウル大 、立大の研究者、そして朝日・毎日の記者の討議が行われる。
 プログラムは13時45分から登録、セミナーは14時から18時15分まで、事前申し込み不要
 主催はSETOフォーラム(社団法人、韓国)と立教大学「平和・コミュニティ研究機構」。 ●SETOフォーラムとは「日韓両国の緊密な協力関係が東アジア平和と繁栄の根幹になるという認識のもとに新たな日韓関係のパラダイムを提示することができる日韓専門家フォーラムとして位置づけ国家発展に貢献」をミッションとする韓国の法人。
■立教大学 https://www.rikkyo.ac.jp/events/2019/10/mknpps000000zyl3.html
■SETOフォーラム http://www.setoforum.or.kr/index_jp.asp
■立大 平和・コミュニティ研究機構 https://www.rikkyo.ac.jp/research/institute/ipcs/

2019年 10月 16日(水)

 芸劇前のひろばに野外劇場 演出ノゾエ征爾『吾輩は猫である』10月19日から10回 5時半から 入場料500円 無料で観劇できるスペースあり
野外劇の舞台
 池袋西口の東京芸術劇場の入り口の屋外に舞台と客席、照明塔が設置された。この仕掛けは10月19日から29日までの毎日(21日休み)夕刻の17時30分から野外劇『吾輩は猫である』公演がある。この芝居は夏目漱石の「吾輩は猫である」を下敷きにノゾエ征爾さんが大胆に換骨奪胎してもの。
 演じる役者さんは2019年1月から2月に出演者オーディションで選ばれた80名。また運営をサポートするボランティア20名も募集しての公演となっている。屋外公演のため少雨決行・荒天中止となっている。この公演は9月21日から11月23日の日程で開催されている「東京芸術祭2019」参加事業
 入場料は500円で下記のHPから予約のみで(公演日当日受付精算(現金のみ))なお※無料で観劇できるスペースもあり。
■野外劇「吾輩は猫である」https://tokyo-festival.jp/2019/wagahaihanekodearu/
■出演者オーディション https://tokyo-festival.jp/2018/news/2161/
■東京芸術祭2019 https://tokyo-festival.jp/2019/

2019年 10月 15日(火)

雑司が谷・南池袋の最大の祭り「お会式」16日から18日

  雑司が谷・南池袋の最大のイベント『雑司が谷鬼子母神の「お会式」』がいよいよ明日16日から18日に行われる。お会式は元々は「日蓮上人」にまつわる仏教行事で、鬼子母神では曜日に関係なく16日から18日に行われる祭事。この仏教行事が雑司が谷地域のお祭りとして地域の人たちに親しまれている。クリスマスが宗教行事であるとともに一般のお祭りイベントになったように。
 この祭りの最大の特徴は「万灯練供養(まんどうねりくよう)」で紙で作った造花で飾った灯明で輝く高さ3〜4メートの万灯を掲げて、その後を数十人が「うちわ太鼓」を叩きながら練り歩く。
 16日はそれぞれのグループ(講)の地元で、17日はお穴の鬼子母神発から不忍通り、目白通りを経て参道に、18日は池袋西武前から明治通りを経て参道を練り歩く。17日の練供養には地元の講(千登世若睦、目白睦商工睦・・・)の20講、最終日の18日は19時から23の地元講と遠方講社が10講社ほど合流して練り歩く。
■鬼子母神 http://www.kishimojin.jp
■御会式連合会 http://www.rengokai.net/top.cgi
        

2019年 10月 11日(金)

 豊島区の洪水ハザードマップ、気象情報


豊島区ハザードマップ
  台風が関東地方に近づき、テレビなどで多量の情報が提供されている。しかしより細かな情報は地域の自治体でもホームページで提供している。豊島区の災害情報は、区役所のホームページのTOPに「防災・緊急重要な情報」の赤いバーナが設置されていて災害情報のページで緊急情報が提供される。
 台風などの気象情報についても「豊島区気象情報」のページがあり関連情報が掲載されている。このページは気象協会の提供でアメダス、雨量、水位情報、地震情報、気象衛星写真などが掲載されている。大雨に関連しては、豊島区は「洪水ハザードマップ」を作成している。そこで想定している大雨は平成12年の東海豪雨によるもの。洪水が予想されているは流域は2ヶ所で、新宿区との区境の神田川と、旧谷端川の流域(山手通り沿い)。神田川周辺は、平成12年頃に地中に大規模な貯水施設が完成するまでたびたびの洪水に、旧谷端川の流域は現在は暗渠で上部は緑道公園となっている。
 東京都では「東京都防災ホームページ」で避難情報、防災マップ、台風などへの東京都の対応方針などを公表している。
 豊島区に隣接している板橋区や北区には荒川の流域にあり、大雨での影響が心配だ。荒川の水位の状態は、国土交通省が設置している「水位・雨量・ライブ映像」で観察できる。
■豊島区ハザードマップ https://www.city.toshima.lg.jp/042/bosai/taisaku/hazard-map/010305.html
■豊島区気象情報 http://www.micosfit.jp/toshimaku/
■都 水防災総合情報システム http://www.kasen-suibo.metro.tokyo.jp/im/uryosuii/tsim0102g.html
■荒川 水位・雨量・ライブ映像 http://www.ktr.mlit.go.jp/arage/arage00079.html
●ハザードマップ
■板橋区 http://www.city.itabashi.tokyo.jp/c_kurashi/009/009967.html
■新宿区 https://www.city.shinjuku.lg.jp/anzen/file03_00016.html
■練馬区  http://www.city.nerima.tokyo.jp/kurashi/bosai/suigai/index.html
■文京区 http://www.city.bunkyo.lg.jp/bosai/bosai/bousai/Panfu.html
■北区  https://www.city.kita.tokyo.jp/d-douro/bosai-bohan/bosai/suigai.html

2019年 10月 10日(木)

 10月から東京の最低賃金が1,013円に、沖縄・青森など790円 コンビニは同じ値段


日本全国の最低賃金表 
クリックで拡大
  10月1日からの東京都内で働く人は、これまでの1時間当たり賃金が28円賃上げされて1,013円となった。最低賃金を決めるのは、中央政府の最低賃金審議会で賃金の実態調査結果など各種統計資料をもとに各地の引上げ額を提示し、その額をもとに各都道府県の地方最低賃金審議会で決定されている。
 東京都では1,013円、南の沖縄県、東北の青森では790円と223円の差がある。そして東京都のとなり埼玉県は926円、千葉県は923円、関東で一番低額なのは群馬県の835円で、東京都と178円の差がある。全国の2019年の最低賃金の加重平均は901円となっている。(平均と加重平均は異なる)
 東京都で最低賃金のこれまでの経過は、1975(昭和50)年の258円、1985(昭和60)年477円、1995(平成7)年650円、2005(平成17)年714円、2015(平成27)年907円、2019(令和元)年1013円となっていて1975年から3.9倍となっている。
■厚生労働省 https://pc.saiteichingin.info/
■都の最賃経過 https://jsite.mhlw.go.jp/tokyo-roudoukyoku/jirei_toukei/chingin_kanairoudou/toukei.html
■加重平均 https://toukeigaku-jouhou.info/2015/08/23/weighted-average/

2019年 10月 9日(水)

 池袋でスケードボードのイベント 10月19日


参考 バルセロナ スポーツ公園(スケートボード、自転車、インラインなど)
 10月19日の10時から15時の予定で「池袋でスケートボードをたのしもう!!」イベントが開催される。会場はサンシャインシティの横の東池袋公園。無料体験スクール、プロスケータによるデモンストレーションフリーセッション(スケートボード持参で自己責任で滑れる人のみ)の3部構成。無料体験は4回で各20名で下記のネットで事前申し込み制。今回のイベントは第2回で、第1回も5月26日に同じ会場で開催されている。
 主催するのは池袋スケートボード推進員会、豊島区が後援している。豊島区が後援する背景として、主催する池袋スケートボード推進員会が 2014(平成27)年の豊島区議会第1回定例会に「豊島区スケートボードの公共施設建設希望の請願」を提出し、全会派の賛成で採択されている。議会でどのような検討が行われたかは、議会会議録の検索で閲覧できる。
 そして同委員会のfacebookによると今年の7月に、区長室を訪問して高野区長に第1回イベントの報告しスケートボード場の建設を要望している。
■池袋スケートボード推進委員会 https://www.facebook.com/toshimask8/ 
■区議会2017年請願可決 http://www.city.toshima.lg.jp/367/kuse/gikai/kekka/h27/documents/honkaigisaiketsuhyou_27-1.pdf
■区議会会議録 検索 http://www.kensakusystem.jp/toshima/

2019年 10月 8日(火)

 平日の昼前にチョット音楽会に ピアノトリオ バイオリン 芸劇で10月23日と29日

 東京芸術劇場で10月下旬に平日昼前のコンサートが2つある。一つは10月23日 (水)11:00から、ピアニストの清水和音さん制作の「芸劇ブランチコンサート ?清水和音の名曲ラウンジ?」第21回で、清水さんとN響コンマス伊藤亮太郎さん、日フィルのチェロ辻本玲さんの3人で「大公トリオ」(ベートーヴェン)演奏。名曲ラウンジは演奏時間は1時間ほどで、2016年から偶数月に開催している。次回12月11日でブラームスのピアノ五重奏曲など、入場料【全席指定】2,400円
 2つ目はバイオリンの前橋汀子さん制作の「秋のデイライト・コンサート Vol.7」で29日11時半からヴァイオリン、パイプオルガン(小林英之さん)と弦楽アンサンブルでJ.S.バッハ、クライスラーなどの名曲の演奏。入場料【全席指定】2,500円
■ブランチコンサート https://www.geigeki.jp/performance/concert164/c164-4/
■デイライト・コンサート https://www.geigeki.jp/performance/concert190/

2019年 10月 7日(月)

 海外から旅行者に「TOKYO STARTER KIT」3,000円

 地下鉄に駅に赤い「TOKYO STARATER KIT」ポスターが張られていた。何だろう?
東京を旅する海外からの旅行者に向けてのメトロ・都営の地下鉄、都営バスの乗車券と訪日外国人向け総合サポートサービス、そして訪日外国人向け海外旅行保険をセットにした「キット」。パスポートを持参して、大江戸線の上野御徒町駅や新宿西口駅など4か所で3,000円(大人料金のみ)で買うことができる。
 地下鉄の72時間チケット都営バス1日券、ケガや病気の治療費用などを補償(500万円まで)、医療機関で英語・中国語・韓国語の3か国語に対応した電話通訳で受診ができる。ただし保険対象期間は、加入日の翌日0時から日本出国時まで(最大3日間)。
 通常の地下鉄72時間チケットは1,500円と都営バスの1日券は500円なので1,000円が保険代などとなっている。旅行者にはJR料金が含まれているとより便利なのだが。
■都営交通https://www.kotsu.metro.tokyo.jp/pickup_information/news/subway/2019/sub_p_201907058642_h.html
■App Store https://apps.apple.com/jp/app/tokyo-starter-kit/id1467871804
■google Play  https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.co.tokiomarine_nichido.tskapp&hl=ja

2019年 10月 4日(金)

芝居の評価の「尺度」を 東京芸術祭で世界から6劇団

 舞台芸術を評価する「尺度」を、生み出そうとする試みが行われる。<舞台芸術の「優劣」を決める?何によってか?世界の舞台芸術をもっと豊かになっていくためには、そしてアジアのアーチストが地球規模で活躍するためには何が必要か?>と「東京芸術祭ワールドコンペティション2019」が東京芸術劇場で10月29日から11月4日の日程で開催される。
 中国、北京から『戴陳連』(ダイ・チェンリエン)Dai Chenlian、オーストラリア、シドニー『シドニー・チェンバー・オペラ』Sydney Chamber Opera、スペインのバルセロナ『エル・コンデ・デ・トレフィエル』El Conde de Torrefiel、アフリカのブルキナファソのワガドゥグから『シャルル・ノムウェンデ・ティアンドルベオゴ』Charles Nomwende Tiendrebeogo、アメリカ大陸からはチリのサンティアゴの『ボノボ』Bonobo 、そして大阪の『dracom』の6グループがコンペに参加する。
 審査委員長はフランスの俳優ジュリエット・ビノシュさん、副審査員長には俳優の夏木マリさん そしてアーティスト審査員は、韓国、ドイツ、南アフリカ、アメリカの演出家など、批評家審査員も世界各地からの出身者が就任している。
 3つの賞が設けられていて【アーティスト審査員賞】は審査員の公開討論で決定、【批評家審査員賞】は6人の日本語話者の公開討論で、【観客賞】は観客による投票で決められる。
■東京芸術祭ワールドコンペティション https://tokyo-festival.jp/2019/world-competition/

2019年 10月 3日(木)

 今月の池袋演芸場 真打昇進披露興行 小痴楽 わさび 小志ん ぎん志 権之助

 今月の池袋演芸場は、真打昇進披露興行が続く。中席(10月11日から20日)落語芸術協会の柳亭小痴楽さん、そして下席(21日から30日)落語協会の柳家わさびさん、五代目柳家小志んさん、古今亭ぎん志さん、柳家権之助さんの4師匠の襲名興行。
 中席の落語芸術協会の披露興行は夜の部(16:45から20:30)で仲入り前には桂米助さん、そして交互に春風亭昇太さんなど、真打昇進披露口上、あとは交互で桂伸三さん、神田松之丞さん、とりは昇進真打ち柳亭小痴楽さん。
 下席の落語協会の披露興行は昼の部(13:00から17:00)で 仲入り前は林家正蔵さん、鈴々舎馬風さん、15時に披露口上、柳家さん喬さん、柳亭市馬さん、そしてトリは、昇進した柳家わさびさん、五代目柳家小志んさん、古今亭ぎん志さん、柳家権之助さんが交互に高座に上がる。
■池袋演芸場 http://www.ike-en.com/index2.html
■落語芸術協会(会長春風亭昇太)https://www.geikyo.com/new/new_detail.php?id=518
■落語協会(会長柳亭市馬)http://rakugo-kyokai.jp/news/3036/

2019年 10月 2日(水)

 これからのエアコン・冷蔵庫・給湯器を買い換えに 都が援助

 10月1日からエアコン・冷蔵庫・給湯器を買い換える人に、「ゼロエミポイント」として商品券とLEDの1100円割引券(LED照明器具・ランプを購入時)を配布する。商品券はエアコンでは冷房能力によって1万1千円から1万8千円、冷蔵庫は容積で1万1千円から2万円、給湯器では一律9千円
 対象になるエアコンの条件は統一省エネラベル4つ星以上、冷蔵庫は統一省エネラベル5つ星の機器。給湯器についてはエコキュート、エコジョーズ、エコフィール、ハイブリッド給湯器にそれぞれ条件が設定されている。
 補助金の申請は10月1日から、本人確認証、領収書、保証書などのデータでインターネット(下記のサイト)から申請する。
 この補助金は東京都の「家庭のゼロエミッション行動推進事業」で、その効果は都の見積もりでは2019(31)年にCO2削減効果:年間5.8万トン、光熱費削減効果:年額 28.3億円、2020年には、CO2削減効果:年間14万トン、光熱費削減効果:年額 69.3億円になると予測している。都の2019年度の予算でははポイント原資分として37.4億円が計上されている。
■東京ゼロエミポイントスタート https://www.zero-emi-points.jp/
■ポイント申請 https://www.zero-emi-points.jp/entry-form/step1

2019年 10月 1日(火)

 新しい「としま区民センター」 中・小の2つのホールと15の会議室など 11月から

としま区民センター
 東池袋の「豊島区民センター」の建替と、隣接していた「生活産業プラザ」の改築で一体化し「としま区民センター」としていよいよ11月にオープンする。
 9月末には建物もほぼできつつあり、2階でとなりの「豊島区立芸術文化劇場」(東京建物 Brillia HALL)2階と結ぶカラフルな通路の姿が現れている。この2階の通路は2020年夏にオープンするシネコン「TOHO シネマズ 池袋」が入居する『ハレザタワー』、『豊島区立芸術文化劇場』、『としま区民センター』の3つの建物を結ぶ<ハレザ池袋>の一体化のシンボルだ。
 としま区民センターは、8・9階に480人と6階の160人の2つのホール、4階から7階までに大・中・小の15の会議室スタジオ3部屋、和室、キッチンルームとなっている。
 1階から3階までは、パブリックスペースとして女性にやさしい「トイレ&メイクルーム」、親子のオアシス「パパママ☆スポット」、カフェ、インフォメーションセンター、チケットセンターとなる。各部屋の貸し出しは11月から、2つのホールについては2020年の1月から。予約受付はすでに7月から行われている。
■としま区民センタ https://www.toshima-mirai.or.jp/center/a_kumin/
■ハレザタワー https://hareza-ikebukuro.com/office/
■東京建物 Brillia HALL(豊島区立芸術文化劇場) https://toshima-theatre.jp/
 
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