2016年 3月

2016年 3月 31日

豊島区の猪苗代と山中湖の施設 廃止か?

  豊島区立の宿泊施設が、山梨県の山中湖に「秀山荘」と福島県猪苗代町に「四季の里」がある。両施設は、現在は民間事業者に無償貸付されている。この2つの宿泊施設を「未来戦略推進プラン2016」(案)の99ページにおいて2016(平成28)年度に廃止を検討するという計画が書かれている。すでにこのプランへの意見公募(パブリックコメント)期間は終了し5月に結果が公表される。どのような意見が出されているか?
 秀山荘も四季の里も民営化で、豊島区民だけではなく誰でも利用できる宿泊施設となっている。しかし、毎年5月〜7月に豊島区立小学校5年生が山中湖移動教室で秀山荘を利用してる。
 「四季の里」は東日本大震災以前には、区立中学のスキー教室として利用していた。また東日本大震災で避難した人達の一時宿泊施設として使われたこともあるそうだ。
■未来戦略推進プラン2016 案 http://www.city.toshima.lg.jp/002/kuse/iken/publiccomment/1602121708.html
■山中湖秀山荘 http://www.city.toshima.lg.jp/121/bunka/kanko/shukuhaku/006208/007322.html
■猪苗代四季の里 http://www.city.toshima.lg.jp/121/bunka/kanko/shukuhaku/006207/003532.html

2016年 3月 30日

芸劇は芝居だけではなくコンサートも

  2016年度に東京芸術劇場が主催する音楽会のリストが「芸劇BUZZ」(案内冊子)で公表された。芸劇の芸術監督は脚本家・演出家の野田秀樹さんなので、演劇関係では野田MAPの公演や若手の劇団を発掘しての公演などでにぎやかだが音楽関係は手薄の感じだった。
 そんな芸劇だが、最近コンサートホールでの音楽関係の主催公演が多くなっている。2016年度は、読売日響、N響JAZZ、そしてコンサートオペラで「コシ・ファン・トゥッテ」、「蝶々夫人」、海外オーケストラシリーズで「パリ管弦楽団」、「ベルリンコンツェルト管弦楽団」、ブラスバンドの3楽団でブラスウィークなどの多くの企画がある。
 また、芸劇の主催公演ではないが、芸劇と提携している読売日本交響楽団が4月から土曜・日曜の昼公演(マチネー)を20回開催、そして東京都が運営する東京都交響楽団が年8回の昼公演が行なわれなどプロオーケストラの定期の演奏会が多くなっている。
■東京芸術劇場 https://www.geigeki.jp/
■芸劇BUZZ https://www.geigeki.jp/ch/ch3/index.html
 

2016年 3月 29日

副区長に建設官僚が続けて就任 豊島区役所

  豊島区役所の副区長に新しく国土交通省出身の人が4月1日から就任する。豊島区役所は2014(平成26)年4月から副区長2人制を採用し、豊島区役所職員から水島さん、国土交通省出身の渡邉さんが就任していたが。渡邊さんは任期4年の途中で退任して、新たに2016(平成28)年4月からは宿本尚吾さんとい方が副区長になる。この人事は豊島区議会第1回定例会で選任が同意された。
 宿本尚吾さんは48歳で前任者と同じ国土交通省出身、国土交通省住宅局、そして最近は日本スポーツ振興センターで新国立競技場設置本部などで勤務していた。任期は平成28年4月1日から4年間。豊島区は池袋の再開発など国土交通省がらみの事業を円滑にすすめるための人事なのだろう。
■豊島区役所 http://www.city.toshima.lg.jp/013/kuse/koho/hodo/h2803/1603221512.html

2016年 3月 28日

自閉症・発達障がい 4月2日は世界自閉症啓発デー

「世界自閉症啓発デー」
 エチカ池袋の通路に4月2日は「世界自閉症啓発デー」というポスターが張られていた。この日は、2007年の国連総会においてカタール王国王妃の提案により、4月2日を「世界自閉症啓発デー」(World Autism Awareness Day)とすると決議した。日本では日本実行委員会が結成され、4月2日を中心に啓発のシンポジュウムなどを開催している。
 世界自閉症啓発デーの4月2日から8日を「発達障害啓発週間」として、今年は4月2日に東京タワーのライトアップ(ブルー)が午後6時半から10時まで、そして9日にシンポジュウムが行なわれる。イベントは東京だけではなく各地の自閉症協会がイベントを開催する。
■世界自閉症啓発デー http://www.worldautismawarenessday.jp/htdocs/
■日本各地の取り組み http://www.autism.or.jp/keihatsuday/2016/tiiki.htm
■発達障害情報・支援センター http://www.rehab.go.jp/ddis/
■発達障害情報教育情報センター  http://icedd.nise.go.jp/

2016年 3月 25日

都がホテルや飲食店を外国語(英・中・韓)でサポート

サクラ(豊島公会堂前)20160324
サクラ(豊島公会堂前)
 池袋の街でも海外からの観光客と思われる人達が多くなっている、そんな外国人の旅行者が都内のホテルや飲食店を気持よく利用できるように、東京都は宿泊施設・飲食店向けに、24時間対応の多言語(英・中・韓)コールセンターサービスを実施している。3月24日から新たにこのサービスを利用する宿泊施設及び飲食店の募集が行われている。対象の宿泊施設は2,200施設、飲食店は600施設で応募条件などは下記HPで。
 サービスは、外国人旅行者との接客時においてコミュニケーションが困難な場合に、コールセンターのオペレーターが通訳する。そして、今年度から施設内の表示や料理の概要・食べ方、外国人旅行者からのEメールでの問合せ等に関する翻訳を行う予定だそうだ。
■東京都庁 http://www.metro.tokyo.jp/INET/BOSHU/2016/03/22q3o500.htm

2016年 3月 24日

市村正親さん、大竹しのぶさん 芸劇でミュージカル

  東京芸術劇場でブロードウェイミュージカル『スウィーニー・トッド』〜フリート街の悪魔の理容師〜がある(4月14日から5月08日まで)。市村正親さん、大竹しのぶさんが主演で、演出は宮本亜門さん。
 18世紀末のロンドンを舞台に展開されるミュージカルで、1979年ブロードウェイで初演され、1979年度トニー賞で8部門を受賞した作品。ウィキペディアによると、日本での『スウィーニー・トッド』の初演は1981年に鈴木忠志さん演出で、市川染五郎(現・松本幸四郎)と鳳蘭さんが主演している。その後は宮本亜門さんの演出で2007年、2011年、2013年に3回再演している。今回は宮本演出の4回目の公演となる、2007年の公演から全て主演は市村正親さん、大竹しのぶさんが続けている。
■東京芸術劇場 http://www.geigeki.jp/performance/theater112/
■ホリプロ http://hpot.jp/stage/st2016
■youtube https://www.youtube.com/watch?v=pU_FqPCi_7w&feature=youtu.be

2016年 3月 23日

 落語の「新作台本」まつり開催中

東京芸術劇場前のサクラ 3月22日
東京芸術劇場前のサクラ 3月22日
 池袋演芸場で3月30日までの下席(昼の部)で「落語協会 新作台本まつり」が開催されている。圓丈さんや小せんさん、世之介さんなどが日替わりで高座に上がる。噺は、昨年で17回になる新作落語の台本公募で賞をとった作品などとこれまでの受賞作などだろう。
 昨年は落語協会(会長柳亭市馬)が5月に公募、12月に受賞作品を発表した。最優秀賞に選ばれたのは横井正幸さん作の「転校生」、優秀賞は横井正幸さんの「お嬢さんを僕に下さい 相撲編」、佳作は「葛城の橋」「生き字引」「16日の金曜日」だった。
■池袋演芸場 http://www.ike-en.com/index2.html
■新作台本 http://rakugo-kyokai.jp/news/1213/
■落語協会 http://rakugo-kyokai.jp/

2016年 3月 22日

 区役所旧庁舎さよならイベント

 豊島区役所旧庁舎のさよならイベント「としまミュージアム」が3月20・21日に行なわれた。会場は旧庁舎の本館、豊島公会堂、中池袋公園で、本館は1階から4階まで、事務用の机や椅子が撤去された広い空間で様々なイベントが開催された。1階の住民票などので混雑していたスペースで「としまチルドレンズミュージアム」で親子連れで賑わっていた。2階はアニメフロアで「おそ松さん」アフレコ体験、参加型イベント「コスプレイベント、3階はアートフロアで、新しい芸術文化を発信するとして、8名のアーティストの作品で旧区長室と区長応接室の境を切断した作品などが展示されていた。4階の区議会本会議場はふくろマルシエで野菜や果物や、アクセサリーや食器などの雑貨類などが売られていた。
■としまミュージアム http://www.toshima-m.tokyo/

2016年 3月 18日

目白三人の会 日舞・現代舞踊・バレエ

  日本舞踊・現代舞踊・バレエの公演が、東京芸術劇場で3月21日(月)18:00に「舞踊への招待 目白三人の会 〜3つのダンスの世界〜」が開催される。この公演は、豊島区目白に本拠を置く、日本舞踊、現代舞踊、バレエの三人の舞踊家が始めた公演で、今回で30回目となる。
 日本舞踊の花柳千代さん、現代舞踊の芙二三枝子さん、バレエの小林紀子さんの三人が「踊りはすべての人のもの」として舞踊の普及のためと活動をはじめ、会場は、初期は目白のスタジオや小学校、池袋の区民センターなどだったが最近は東京芸術劇場で公演している。日本舞踊は新作『千代の栞』などと目白小学校の子供たちの実演、現代舞踊は『巨木』など、バレエ『パキータ』などと3人舞踊家のトークがある。
■豊島区役所https://www.city.toshima.lg.jp/125/bunka/1601051413.html
■としま未来文化財団 http://www.toshima-mirai.jp/performance/1603.html#koen1503
■花柳千代 http://www.hanayagichiyo.com/index.html
■芙二三枝子舞踊団 http://www.fujimieko.jp/
■小林紀子バレエシアター http://www.nkbt-tokyo.com/index.html

2016年 3月 17日

手塚治虫文化賞「マンガ大賞」という賞がある

  漫画家手塚治虫さんの業績を記念し、「マンガ文化の健全な発展」を目的に1997年に創設した賞で、主催は朝日新聞社。これまで19回開催されていて、今年が第20回、賞の発表は4月末に行なわれる。それに先立って2月末に「マンガ大賞」候補作品7作品が発表された。
 候補作は高野苺さんの『orange』、野田サトルの『ゴールデンカムイ』など7作品。審査員は作家のあさのあつこさん、 俳優の杏さん、マンガ家の里中満智子さん、学習院大学の中条省平さんなど10人が行う。
 大賞にはアトム像と賞状と200万円、新生賞、短編賞、特別賞は各100万円が贈られる。ちなみに第1回の受賞者は藤子・F・不二雄 さんの『ドラえもん』、第2回は関川夏央さんと谷口ジローさんの『「坊っちゃん」 の時代』、最近の第18回は羽海野チカさんの『3月のライオン』、第19回はほしよりこさんの「逢沢りく」だった。
 豊島区南長崎には手塚治虫さんが住みマンガの聖地と言われる「トキワ荘」という木造アパートがあった。「トキワ荘」には手塚さんや藤子不二雄さん、石森章太郎さん、赤塚不二夫さんなど住んだことがある。その「トキワ荘のあったまち」を訪れる人達に散歩の拠点になるように豊島区が「トキワ荘通り お休み処」を設置しトキワ荘の部屋を再現した展示やまち散歩の案内などを行っている。
■手塚治虫文化賞 http://www.asahi.com/shimbun/award/tezuka/
■手塚プロダクシヨン  http://tezukaosamu.net/jp/index.html
■虫さんぽ第3回南長崎 http://tezukaosamu.net/jp/news/n_190.html
■虫さんぽ第4回南長崎 http://tezukaosamu.net/jp/news/n_208.html

2016年 3月 16日

旧庁舎・公会堂の借地契約、3月18日に191億円で

 建設通信新聞(3月16日Web版)によると、豊島区役所が区役所旧庁舎と豊島公会堂の跡地を東京建物株式会社、株式会社サンケイビル、鹿島建設の3社のグループと定期借地契約を3月18日に行う。この再開発は、豊島区旧庁舎跡地活用事業「(仮称)豊島プロジェクト」で解体・建築期間を含めた借地期間76年6か月、施設の稼働期間70年。豊島区役所が一括前払いで受け取る借地代が191億円になる。
 4月ごろから解体工事で2016年末から17年にかけて新築工事に着工。公会堂跡には新ホールで2019年秋にオープンし、旧庁舎跡にはオフィス・商業棟を含めた2020年春のオープン予定。
 4月の解体工事に先立って「サヨナラ、アリガトウ!旧庁舎・公会堂 2日間限りの『としまミュージアム』というイベントが3月20日・21日(10:00から20:00)に旧庁舎と公会堂、中池袋公園で開催される。
■建設通信新聞 http://www.kensetsunews.com/?p=62948
■豊島区役所 https://www.city.toshima.lg.jp/024/documents/teiangaiyou3.pdf
■鹿島建設 http://www.kajima.co.jp/news/press/201503/20a2-j.htm
■としまミュージアム http://www.toshima-m.tokyo/

2016年 3月 15日

 東日本大震災から5年 復興はどうなっている

  立教大学で、「東日本大震災から5年 いま問われる復興の課題」というテーマのセミナーが3月26日(土)の午後2時から午後5時に開催される。
 現地の復興はどうなっているのか。とくに巨大津波被害からの復興に焦点を当て、その到達点と社会・経済・行財政上の課題について、震災地の陸前高田市市長の戸羽太さん、政府で復興を担当する復興庁の事務次官の岡本全勝さん、そして研究者、マスコミ関係者などがパネルディスカッションする。
 主催は、日本自治学会で、行政学、行政法、政治学、財政法、財政学などの研究者、国や自治体の職員がとマスコミ関係者などが会員となっている。
会場は 立教大学8号館2階 8201教室 入場無料 申込不要。
■立教大学 http://www.rikkyo.ac.jp/events/2016/03/17443/
■自治体学会 http://www.nihonjichi.jp/
■復興庁 http://www.reconstruction.go.jp/

2016年 3月 14日

 赤ちゃん連れて音楽会へ 東京芸術劇場

「0才から聴こう!! 春休みコンサート 〜春が来た!キラキラわくわくオーケストラ〜」
 春休みの一日、子育てて忙しい毎日を送っているお母さん・お父さん、子どもと一緒に東京芸術劇場で優雅な音楽会へ。音楽会は「0才から聴こう!! 春休みコンサート 〜春が来た!キラキラわくわくオーケストラ〜」3月30日(水)で題名通り小さな子ども連れで入場できる。それも午前11時半からと、13時半からの2回公演。
 曲はカルメン前奏曲、トルコ行進曲、ツィゴイネルワイゼンなど、50分公演。演奏は読売日本交響楽団、指揮は梅田俊明さん、バイオリンは二瓶真悠さん、ナビゲーター中井美穂さん。
入場料はS席3,500円 A席2,500円(全席指定) こども(3才以上小学生まで)1,000円(2才児まで保護者の膝上の場合無料)
■東京芸術劇場 http://www.geigeki.jp/performance/concert078/

2016年 3月 11日

公園にレストラン 4月2日 南池袋公園オープン

 2009(平成21)年から工事のため閉園していた南池袋公園が、2016年4月2日に全面開園する。工事は公園の改修だけではなく、地下変電所、地下駐輪場の建設で最後に公園整備が行なわれたためほぼ7年にわたる長期間の休園だった。
 新公園の特徴は、年間を通じて「緑の芝生広場」、そして「カフェレストラン」があることだ。
 利用のルールは、園内は全面禁煙、ペット連れ込み禁止、スケボ、自転車の乗り入れ禁止などが定められる。以前の南池袋公園は終日利用できたが、入口にゲートが設置し開園時間を朝8時から夜の10時までに限定するようだ。
■南池袋公園 http://www.city.toshima.lg.jp/340/shisetsu/koen/026.html
■レストランfacebook https://www.facebook.com/Minami-Ikebukuro-PARK-967875266635137/?fref=nf

2016年 3月 10日

大正大学が故宮博物院と学術交流と研究協力

  西巣鴨の大正大学が北京の故宮博物院(紫禁城)と2月に学術交流と研究協力をする合意書に調印した。大正大学によると故宮博物院には、中国の歴代の皇帝に献上された数多くの美術品及び仏教関連の文化財を所有している。今回の調印は<未だ手付かずの状態にある故宮博物院が所有する仏教関連の貴重な文物などの調査・整理を通して、広範囲にわたる学術交流と研究協力を推し進めることを目的>とするものだそうだ。
 故宮博物院は、この調印で仏教美術品の研究だけではなく、保存・管理・修復などについての連携、研究者の育成などでも協力を期待しているという。
 大正大学は、仏教の天台宗・真言宗豊山派・浄土宗・真言宗智山派の三宗四派を基礎とする仏教系大学で仏教学部、人間学部、文学部、表現学部4学部、そして2016年年度から地域創生学部が発足予定している。仏教学部には三宗四派の僧侶になるための宗学コースと宗教学コース、国際教養コースがある。2015年度の学部学生数4,750人。
■大正大学 http://www.tais.ac.jp/guide/latest_news/20160223/39869/
■北京故宮博物院 http://www.dpm.org.cn/

2016年 3月 9日

サンシャインで「東京グランド花月」 吉本興業

 吉本興業は今年(2016)から『東京グランド花月』を定期的に東京で公演することを決めた。初回は サンシャイン劇場で3月29日から31日の3日間。29日と31日は昼、夜の2回、30日は朝、昼、夜の3回の計7回公演。去年の8月からにサンシャイン劇場での吉本興行の公演が大入りが続きだったので定期的に開催することになったのだろう。チケットはよく売れているようだ。
 芸人さんは日替わりで、29日は、月亭八方、タカアンドトシ、、ロバート、ピース、吉本新喜劇など、30日はオール阪神・巨人、ウーマンラッシュアワー、吉本新喜劇など、31日は中田カウス・ボタン、NON STYLE、キングコング、吉本新喜劇など。
■東京グランド花月 http://www.yoshimoto.co.jp/tgk/

2016年 3月 8日

池袋でしかできない50のこと(英語版)

 「池袋でしかできない50のこと(英語版)」という冊子が池袋のホテルや観光案内所で無料で配布されている。英語の表題はTIME OUT TOKYO「50 THINGS TO DO IN IKEBUKURO」で001はイケフクロウ、003は乙女ロード、007は新文芸坐・・047は雑司が谷の古書往来座、最後の050は芳林堂あとのビルの「Book and Bed」、裏面は池袋の地図で英語圏の人が池袋を楽しむ手引きとなっている。
 発行元はTime Outで39カ国の107都市で活動している企業で、「渋谷でしかできない101のこと」、「新宿でしかできない101のこと」、「原宿でしかできない50のこと」などを発行している。
 ホームページでは、英文と同時に日本語でも情報を発信している。例えば東京でしかできないこととして、今日、今週、週末、今月などに分類して紹介、そしてレストランやカフェ、ナイトライフ、映画、音楽など情報も発信している。
■Time Out http://www.timeout.jp/tokyo/ja/things-to-do
■Time Out英文 http://www.timeout.com/about/time-out-group/about-time-out
 

2016年 3月 7日

豊島公会堂が解体される前に

 豊島公会堂は2月末に一般利用は終了した。その公会堂の解体前に別れを告げる「思い出づくり」イベントが3月11日から3月13日まで、午前9時から午後5時に一般開放される。
 公会堂の舞台や楽屋、普映写室や投影室などの舞台裏まで公開するすみからすみまで見ることができる。講演会、映画会、音楽会、成人式などの思い出の場所になっている人は多いだろう、そんな人は舞台へ思い出のメッセージも書けるそうだ。
 また、以前は、豊島公会堂に隣接して会議室や結構式場でもあった豊島振興会館、公会堂に楽屋口の前には区立中央図書館の前身だった豊島図書館があった。その建物も同時期に解体されるだろう。振興会館で結婚式を上げた人や豊島図書館に通った人にとっても思い出の建物がなくなる。
 3月20日と21日には豊島区役所旧庁舎・豊島公会堂・中池袋公園で「としまミュージアム」というイベントが開催される。サブタイトルが『としまの「未来」が体感できる2日間!』で公会堂では歌謡ライブと寄席、アニメ落語、公園では19日から21ににラーメンミュージアム、区役所旧庁舎2階ではコスプレイベント、3階でアート展示など。
■さよなら公会堂 https://www.city.toshima.lg.jp/121/bunka/bunka/shisetsu/1601211323.html
■としまミュージアム http://www.city.toshima.lg.jp/012/kuse/koho/kohoshi/backissue/h27/documents/20160301_t_10-11.pdf

2016年 3月 4日

東京芸劇が育てている音楽家の演奏会

 東京芸術劇場で3月12日(土)に「芸劇ウインド・オーケストラ第2回演奏会」が開催される。芸劇ウインド・オーケストラは、東京芸術劇場が主催事業として2014年から行っている「プロフェッショナル演奏家育成プロジェクト」で結成した楽団。今回の演奏会は第2期(2015年9月から2016年3月)の最後の集大成の演奏会。演奏曲は、長生淳作曲の委嘱作品(世界初演)、P.ヒンデミット作曲「吹奏楽のための交響曲」など、指揮を担当するのは、秋山和慶さんで、秋山さんは東響の桂冠指揮者や九州や広島など各地のオーケストラで指揮している。
 公立の劇場がこうした「プロの演奏家を育てる」と言う例はめずらしい。楽団員は公募によって選抜されたメンバーで、レッスンは東京佼成ウインドオーケストラ、キャリアアップゼミは上野学園大学の協力により行われている。
■芸劇ウインド・オーケストラ演奏会 http://www.geigeki.jp/performance/concert077/
■芸劇ウインド・オーケストラ http://www.geigeki.jp/performance/concert062/

2016年 3月 3日

豊島区長崎にある小鹿田焼のみせ

 大分県日田市の小鹿田焼(おんたやき)を専門に扱う店が豊島区長崎4丁目にある。その店は”小鹿田焼「ソノモノ」”で店の解説によると、小鹿田焼の特徴的な技法として「飛びカンナ」というもので、短い線がちりばめられたような模様が特徴だが、刷毛目や指描き、くし描き、打ち掛け、流し掛け、千段巻きなどの技法でも作陶されているという。
 東京で小鹿田焼を扱っている店は「ソノモノ」だけで、私が訪れていた平日の午後の30分ほどの間に若い男性二人が品定めをしていて、それぞれ2・3点を買っていた。
 小鹿田焼は、江戸中期の宝永2年(1705年)ごろに始まったと言われていて、いまは10軒の窯元があり、開窯当時以来、一子相伝で小鹿田焼の技術や伝統を守りつづけていて、10軒の窯元は1995(平成7)年に国の重要無形文化財保持団体に指定されている。
■小鹿田焼「ソノモノ」http://www.sonomono.net/
■重文小鹿田焼 http://kunishitei.bunka.go.jp/bsys/maindetails.asp
■小鹿田焼陶芸館 http://www.city.hita.oita.jp/bunkazai/page_00040.html

2016年 3月 2日

巣鴨にふくろうとふれあう 喫茶店

ふくろう喫茶「ふくろうのおうち」
 巣鴨のとげぬき地蔵の近くに、ふくろう喫茶「ふくろうのおうち」という店がある。とげぬき地蔵の前の路地を入ったところにある。道からも店内の様子が見えるきれいな店だ。ホームページによるとミルク、モカなどと愛称をもつ24羽のふくろろうがいるようだ。 入店すると、ふくろうの写真を撮ったり、腕に乗せたり、なぜたりすることができる。入店料はふくろうとふれあう時間10分と飲み物込で1,500円。入場できるのは中学生以上、小学4年生以上は保護者同伴なら可能。
■ふくろうのおうち http://www.296home.jp/
■ふくろうのおうちブログ http://ameblo.jp/fukurounoouti/

2016年 3月 1日

池袋演芸場 歌丸さんが高座に

  池袋演芸場の3月上席(1日から10日)は桂歌丸さんが率いる落語芸術協会が担当している。その前半の1日から5日までの昼席の主任は歌丸さん、夜の部は春風亭柳好さん主任をつとめる。歌丸さんは昼の部のトリとして高座に登る。後半の昼の部は桂歌春さん、夜の部は桂南なんさんが主任。
 池袋演芸場は、92の椅子席の小さな演芸場だが、東京の寄席4席の一つで、池袋にとっては貴重な地域の文化資源だ。柳亭市馬さんが会長の落語協会と歌丸さんが会長の落語芸術協会が十日間交互で出演している。
 3月上席は、昼の部は12時30分から4時15分、夜の部は4時45分から8時半まで。入れ替え無し。入場料は2,500円、学生・65歳以上2,000円。
■池袋演芸場 http://www.ike-en.com/index2.html
■落語協会 http://rakugo-kyokai.jp/
■落語芸術協会 http://www.geikyo.com/index.php 
 
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